月盤のしくみ入門|今月の運気はどう決まる?
「今月はあなたの星が○○の位置にいるので、出会いが増えそう」。占いのページでこんな一文を見て、そもそも星が動くってどういうこと?と思ったことはありませんか。九星気学の「今月の運気」は、じつはひとつのシンプルなしくみで決まっています。今日はその土台になる「月盤(げつばん)」と「回座(かいざ)」を、前提知識なしで読めるようにかみくだいてみます。
月盤とは「今月の星の配置図」
九星気学では、一白水星から九紫火星までの9つの星が、3×3の9マスに並んだ図を使います。この図を「盤」と呼び、1年ごとの配置が年盤、1ヶ月ごとの配置が月盤、1日ごとの配置が日盤です。つまり月盤とは「今月、9つの星がどのマスにいるかを描いた配置図」のことなんですね。
9マスの真ん中は「中宮(ちゅうぐう)」と呼ばれ、ここに入る星が月盤の主役です。月盤では、中宮の星が毎月ひとつずつ数字を減らして入れ替わります。九紫の次は八白、八白の次は七赤、と順に下がっていき、一白のあとは九紫に戻ります。中宮が決まれば、周りの8マスの並びは自動的に決まるので、じつは「今月の中宮はどの星か」だけ分かれば、月盤はほぼ完成します。
ここで気をつけたいのが、月の区切りです。占いの「今月」はカレンダーの1日からではなく、「節入り(せついり)」と呼ばれる日から始まります。たとえば9月の節入りは白露(はくろ)で、毎年9月7日ごろです。9月1日から6日ごろまでは、まだ8月の月盤で見るのが基本になります。
回座とは「自分の星の今月の居場所」
月盤ができたら、次は自分の星を探します。ここで使うのは「本命星(ほんめいせい)」です。本命星は生まれ年で決まる星で、その人の基本的な性質や運気の流れを見るときに使います。年の区切りは立春なので、1月1日から2月3日ごろの生まれの方は、前の年の星になる点だけ注意してみてください。ちなみに、生まれ月で決まる「月命星(げつめいせい)」もあり、こちらは恋のときに出やすい内面を映す星とされます。今月の運気を見るときは、まず本命星のほうを使います。
自分の本命星が月盤のどのマスにいるか。これが「回座」です。「三碧木星が兌宮(だきゅう)に回座する」といったら、「今月、三碧木星は西のマスにいますよ」という意味です。8つのマス(宮)にはそれぞれテーマがあり、東の震宮はスタートや発信、西の兌宮は楽しみや交流、北の坎宮は静かに内側を整える時期、南の離宮は注目されやすい時期、といったイメージで読まれることが多いです。星そのものの性格は変わらず、「今月どんな部屋にいるか」が変わる。そう考えると、運気が月ごとに動く感覚がつかみやすいですよね。
今月の回座を調べる3ステップ
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本命星を調べる
生まれ年から本命星を確認します。立春前の生まれの方は前年扱いになるので、本命星チェッカーのように自動で判定してくれるものを使うと迷いません。 -
今月の中宮の星を調べる
節入り後の日付で「今月の中宮」を確認します。2026年は2月(立春以降)の中宮が八白土星で、そこから毎月ひとつずつ下がるので、9月(白露以降)は一白水星が中宮になります。 -
月盤に自分の星を置く
中宮が一白のとき、周りのマスは北西に二黒、西に三碧、北東に四緑、南に五黄、北に六白、南西に七赤、東に八白、南東に九紫と並びます。自分の本命星がどの方角にいるかを見て、その宮のテーマを当ててみてください。たとえば三碧木星の方なら今月は西の兌宮で、「人と楽しく過ごす話題が増えやすい月」と読めます。
恋愛に活かすなら、回座は「攻める月」と「育てる月」の見分けに使うのがおすすめです。東や南にいる月は自分から声をかけやすく、北や北西にいる月は焦らず関係を深めるほうが心地よく過ごせる、という目安になります。ただし回座はあくまで「今月の風向き」で、結果を決めるものではありません。風向きを知って、いつ帆を張るかを自分で選ぶ。そんな気持ちで、まずは自分の星の居場所を一度たどってみてくださいね。