本命星と月命星はどう違う?外の顔と恋の顔の調べ方
「わたしは一白水星です」と言うとき、その星はたいてい「本命星」のことです。でも九星気学には、もうひとつ「月命星」という星があるのをご存じでしょうか。ふたつの星は、どちらも生まれた日から決まるものですが、映しているものが少し違います。ざっくり言うと、本命星は「外の顔」、月命星は「恋の顔」。ここでは、そのちがいと調べ方を、はじめての方にもわかるようにお話しします。
本命星は「生まれ年」の星、外に見せている顔
九星気学は、人を9つの星に分けて考える占いです。一白水星、二黒土星、三碧木星、四緑木星、五黄土星、六白金星、七赤金星、八白土星、九紫火星の9つで、それぞれに性格の傾向や運気の流れがあるとされています。
このうち本命星は、生まれた「年」で決まる星です。社会の中でのふるまい、仕事や人づき合いで自然と出てくる顔、人生全体の流れを見るときに使います。いわば、初対面の人が感じる「あなたの印象」に近い星ですね。
ひとつ注意したいのは、九星気学の1年は1月1日ではなく「立春(2月4日ごろ)」から始まること。1月1日から立春の前日までに生まれた方は、前の年の星になります。たとえば2000年1月20日生まれの方は、1999年生まれの星で見る、というルールです。
月命星は「生まれ月」の星、心を許した相手に見せる顔
いっぽう月命星は、生まれた「月」で決まる星です。こちらは、ふだんは表に出ない内面や感情のクセ、気を許した相手の前で出てくる素の自分を映すとされています。
だから、恋愛ではこの月命星がぐっと存在感を増します。「職場ではしっかり者なのに、好きな人の前では急に甘えたくなる」「友だちには明るいと言われるけど、恋人には不安をぶつけてしまう」。そんな”別人みたいな自分”に心当たりはありませんか。それは矛盾ではなく、本命星と月命星がちがう顔をしているだけかもしれません。
月命星も、月の区切りは1日ではなく「節入り」という日で切り替わります。毎月4日から8日ごろにあたり、たとえば3月3日生まれなら、多くの場合2月の星として見ることになります。月の初めや終わりの生まれの方は、ここだけ少し気をつけてみてください。
ふたつの星を調べる3ステップ
調べ方は、順番にやれば難しくありません。
- まず本命星を出します。生まれ年の数字をすべて足し、1桁になるまでさらに足します。その数を11から引いた数字が、本命星の番号です。1995年生まれなら、1+9+9+5=24、2+4=6、11-6=5で「五黄土星」。2桁になったら、もう一度1桁になるまで足してください。
- 生まれ日が1月1日から立春の前なら、前の年で計算し直します。
- 月命星は、本命星と生まれ月の組み合わせで決まる表(月命星表)で調べます。本命星が「一白・四緑・七赤」「二黒・五黄・八白」「三碧・六白・九紫」の3グループのどこに入るかで、同じ月でも星が変わるしくみです。
さきほどの1995年10月20日生まれの例なら、本命星は五黄土星で、月命星は「三碧木星」。外では腰をすえてどっしり構えるタイプでも、恋になると若木のように素直でまっすぐな一面が顔を出す、と読めます。
計算が面倒なときは、本命星チェッカーで生年月日を入れるだけでも確認できますよ。
恋愛にどう活かす?
ふたつの星を知ると、自分を責める回数が少し減るかもしれません。「恋になると弱くなる」のは欠点ではなく、月命星が見せる本来の柔らかさ、と受けとめてみてください。相手の星も見られたら、「外での印象」と「ふたりのときの顔」がどうちがうかを想像する材料になります。
もちろん、星がすべてを決めるわけではありません。あくまで、自分と相手をやさしく理解するためのひとつのレンズ。気になる相手との関係に迷ったら、ふたりの月命星をながめながら、ゆっくり考える時間にしてみてくださいね。